マイ・ディア


わいちゃんがからかわれるらしいので
このところdear stories はオヤスミですが、
先日不思議なことに夢を見ました。
大体、起きた時はなんか夢見ていたようだなぁ・・・
と、思っても、1分後にはすっかり忘れていますよ。
それが今朝は、あんまり驚いたので覚えています。


子供たちが小さかった頃の夢なんて見たことがありません。
それなのに明け方目が覚めた時
幼稚園に入ったばかりのえすちゃんと
小学校に上がったばかりのわいちゃんの隣にいました!


あの頃いつも真ん中が長い川の字に寝ていました。
ママの右側がわいちゃんで左がえすちゃんです。
わいちゃんはよく熱を出しましたからね、
ママは右の肘をついて起き上がる癖があるので
熱を出したわいちゃんの方に向くには
この方が都合が良かったのです。


ところが夢の中で熱を出したのはえすちゃん
夜中にママが目覚めると
左側のえすちゃんがおでこに濡れタオルを載せていて、
えすちゃんの向こう側にはお皿の上に
桃の小切れが二つばかり色が変わって載っていました。


「あらら、えすちゃんどうしたの?」
「僕おでこがあついんだもの。
お兄ちゃんがそう言うとママはこうするでしょ?」
「それで自分でしたの?」
ママがおでこに手を当ててみると
本当にえすちゃんは熱があるのです。
「桃はどうしたの?」
「のどがとっても渇いたの。」
「それで桃を切ったの?」


「なんてえすちゃんはお利巧なんだろう!」
夢の中でママは
「お兄ちゃんが熱を出すのも無駄じゃないのね?」
と、思っていました。
それにしてもいつも元気なえすちゃんが
なんで熱を出したんでしょう?
不思議に思いながら目を覚ましたって訳です。
目覚ましのせいですよ!
本当に腹が立つったら!