アンテナ


先日あきちゃんに映画の招待券を貰いました。
初恋」です。
この映画のことは私は知らなかったのですが、
やはり映画好きの友人に
「知っている?行く気ある?」とメール入れたら、
「行く、行く、行きたかったんだ!」と、
二つ返事で返ってきました。


有楽町で見るか、新宿で見るか?
の問いには「新宿」と返ってきたので、
久しぶりに新宿へ出かけました。
歩いて20分で伊勢丹へ行けるところに住んでいた癖が抜けなくて
新宿へ出るのに懸かる時間を随分間違えてしまって
早くつきすぎてしまいました。
ぶらぶらしようと思ったら(元?)三越も丸井も
皆シャッターが閉まっていて、あれ?
デパートに朝早く行くことなど絶えて無かったので
11時開店だなんて・・・
てっきりデパートって10時開店だと思い込んでいた私でした。
全くこの年になると、盛り場は日々に疎し!ですね。


「初恋」はそんな私に?優しい?映画でした。
何せ、あの「3億円事件」ですから。
私の時代がフィールドですよ。
あの事件、1968年?私も大学生でした。
デモに出かけていく弟を横目にのんびり本など読んでいた私にも
あの事件は大驚き!でしたから。
この事件をテーマに色々のドラマや本や映画があったと思いますが、
これにはかなり意表を衝かれました。


私はこんな映画が上映中だと知らなくて
次は「インサイド・マン」か「レント」か?
明日の記憶」を見るべきか、精神衛生上ヤッパリ止めとくか?
なんて思っていたのに、
彼女は
「「初恋」見たかったんだ、ありがと!
「カリブ」まだだねぇ、オダギリ・ジョーもまだだよねぇー」
って、言っていましたから、
同じ映画好きでもアンテナの向きが少し違っているようです。
面白いなぁと思いました。
だから友達って必要なんですよね。
違った見方や方向を教えてもらえちゃいますもん。
あきちゃん、チケット有効に使わせて頂きました。ありがと!