さて、間もなくあれから６ヶ月
被災して我が家のゲストルームに避難していた友人が
ようやく安心して家に戻ったのが 3/30
福島が本当は今どんなことになっているか
ニュースもめっきり減って…
かといって安心できる話はほとんどないまま
今の日本には頼りになるリーダーも出ないまま
円だけがいじめられている感じのまま
なんだかいやーな気分のまま
だってね、わがマンションの
エレベーターホールの穴ぼこも
正面エントランスのタイルが素敵だった壁も
玄関から各棟の通路もヒビに赤いテープがはられたまま
何一つ修理の始まる気配がありません
理事会のお知らせや報告も
修繕積立金がとりあえず上がったことだけ？
「いつまであのまんまなんでしょうね
あれじゃ人が来たときみっともなくって」
エレベーターで乗り合わせた奥さんがぼやいてました
「だってうちのベランダのヒビもまだ確認に来ませんよ」
とりあえずみんなが見るとこだけでもねぇ…ってね。
そういえば隣の駅の都営住宅群
「液状化がひどかったですけれど
おかげさまですっかり修繕が済みまして…」
という話を聞いたのは確か連休前でしたよ
「やっぱりバックが大きいと早いのね」
確かに都か区がついているから…って話？
私たちの方が自助努力してマンションなんか買っちゃって
損しているみたいな気分ね、逃げ道ないもん
若いとき入りたかったけど入れてもらえなかったんだもん
今入っているの金持ちか生活保護所帯みたいだよ
えー、収入調査ってしないの？
抜け道があるんじゃない？
今度のことでマンションや家を買うのが馬鹿だって
思うようになっちゃったしね
賃貸なら引っ越せる…
浦安見てると…ホントね
なんてオバサン同士おしゃべりしては…行きつく先はため息
で、ほとんど６ヶ月経った今日、やっと
我が家のベランダののヒビ検査が行われました
棟と棟を結ぶエクステンションだかなんだかだけは
ようやく修繕が始まりましたが…
ヒビを検査しに来た人は（管理会社か施工会社か？）
見ただけで何も言わずに帰りましたが…
そのうちまた大きな地震が来て
どうせ壊れ易いところは同じだから
修理しても勿体無いとか無駄だからなんて
修理ひきのばしてんじゃないの？
…なんて恐ろしいこと言ったおばさんが居ましたよ
一瞬、本当かも！
思ってしまいましたよ。
いやいや、弱いところがわかったんだから…
そこテコ入れしておいてよね
次の地震までに…って本気で思い始めたんですけれど…
いやいや本当は…
そこはそれ…言霊の国かもしれないし…やめとく！
