佐野洋子さんのエッセイ「そうはいかない」の中に
老いていく人間として同感の!の何章かがあります
ボケについて考えた後で、つい思い出してしまいます
特に「船、堂々と」という章
もう凄い!としか言えない
ここに出てくるおばさんたち…すげえ!
「思い出せない…思い出せない…
若いときなんか…もうどうでもいいんだ…
どたっと座って肥ったり皺だらけになったり
そんなこと(人生の苦労した事)問題じゃないほど
女たちって、堂々と進んでいく船みたい」って!
もう凄い!と思って、はたと気が付いた
このおばさんたち…まだ私より若いんだ
(佐野さんは72才でお亡くなりになりましたから)
なんで私…負けているんだよ?
あきれているときに、友人が歯医者へ行くついでにと
本を届けてくれましたよ…「面白かったわよ~」
樋口恵子さんの「老~い、どん!」です
読まない前から・・・なんてタイムリーな?
って、いやんなっちゃうね