天を灼く 地に滾る 人を乞う
こうやって並べれば…ひょっとして?と思いますよね
だけど…バラバラで、同じ紙面で見られなかったら?
実はこれ、時代小説3部作
何とかシリーズとか 1,2,3巻とか
もう少し親切心があってもいいんじゃないかな?
新聞の広告で「お、新作だ!」と思って「天を灼く」
すぐ予約して…これは早かったか?数人ほど待ちで来た…
読み終わって、え?ここで終わり?不親切じゃん?
中途半端な作品だなぁ…
そうしたら…検索…見つけましたよ
新聞広告には1冊しか書かれてなかったから
慌てて残り2冊予約したら…なぜか2作目、待ち無しで到着
私みたいな人が結構いるんじゃないでしょうかね
1冊目読んで…あれ?な人
ところが…ところが!もっとよくよく見れば
「天を灼く」の新聞広告は文庫化の広告で
作品そのものはとっくに刊行済み、2年も前に!
だから図書館に"待ち”が無かったんだ…
おっちょこちょいだ!!!
(ちなみに後の2冊の文庫化はまだ)
作品そのものは
腹違いの左京君の強さが哀れで、
藤士郎君の柔らかなやさしさも良くて
この二人の絆がまたいい
また…というのは弥勒シリーズの二人が頭にあるせいで…
若い読者層向けの読みやすい物語になっている
ふたりの持ち味背景が安易なせいもあるが
結末が気になるという意味では楽しく読ませてもらった…
といっても、まだ3作目が来ていない。
着地がどうなるのかな?