今度は順調に「図南の翼」着
図南の翼とは…かっこいいのよねぇ…こういう記述
ここまででも特に好きな一冊になりました
――背は泰山の如く、翼は垂天の雲の如し。
羽搏いて旋風を起こし、弧を描いて飛翔する。
雲気を絶ち、青天を負い、
そしてのちに南を図る。南の海を目指して。
(…図南の翼…)
その鳥の名を、鵬という。
大事業を企てることを図南の翼を張ると言い、ゆえに言うのだ、
王を含む昇山の旅を鵬翼に乗る、と。
で、この本の題は「図南の翼」
珠晶の登極の旅が図南の翼を張る旅というわけで…
ほとんど雰囲気?がロマンといった感のある?
それまでの本の題と違い主題がそのまま題
(丕緒は登場人物の名前だし)
次に来る「華胥の幽夢」の華胥の意味は…はて?