ぐぐる

夢の中でサイレンを聞いていたようで…

お盆の間父のことをばかリ思い出していたようですが

お母さんがうしろをうろついていました

何しろ全く正反対の性質でしたから

共通点はコロンとした体格だけでしょうか

 

器用でマメで陽気でにぎやかいつも友達に囲まれている

女学校のクラス会があると電話がつぎつぎ

「よーちゃんが行くなら行くけどどうする?」

ご近所仲間の旅行会は

「よーちゃんが行くならいくけど」

いつもご近所のだれかしらが出入りしていた

私はそれがうるさくていつも二階の自分の部屋に引きこもり

 

そうそうサイレン

うちの前の家が火事になって

消防車救急車が前の道を埋めたことが…

小学何年生頃だったかな?

小火で済んで…

家族がみんな家に帰って来て

私が自分の部屋で本を読んでいたのに仰天

私は道路に面した部屋にいて

下の騒ぎに全く気が付かなかった

母と弟たちみんな避難した

母は私が部屋にいるとは思わなかったらしい

「あのサイレンが耳に入らないなんて!」

「あの騒ぎに気が付かないなんて!なんて子だろ!」

本を読んでいるときは何も耳に入らないことを知っているくせに

と、私は後で叱られながら思っていた

 

手芸達者で料理上手と定評のあった母は

私に教えることを放棄したらしく

(私が言うことを聞かなかったのね)

 

f:id:kakikakimom:20200726115456j:plain

 

結婚する時に私に云いましたっけ

「わからないことはみんな本に書いてあるから本を探しなさい」

今だったら

「ググりなさい!」

だわね?