原りょうさん


弟の家は本好きがそろっているうえに
超本好きだった父の本も全部行っているので
本の重みで部屋底が抜けるんじゃないか?って…
そうしたら本の整理を始めたからと
何か欲しい本ある?
好きな作家とか?
送るよ…と聞いてくれました
急には思い出せないので「面白かったものを見繕ってお願い」
昨年段ボール箱が一つ
今年も一つ送られてきました
昨年のは池井戸さんと有村さんのものがいっぱいあって
図書館で借りて読んでしまっていたものが多かったけど
「似たようなものを読んでいるんだな…」と少々おかしく
今年のは「孤高のメス」シリーズがあるけど読む?
「北方健三の中国物は?」というので
北方さんは泥沼になりそうなので遠慮して
映画で先に見ちゃった「孤高…」の方は読んでみると返事


孤高のメスがこんなに長いシリーズものとは知らなくて
「読み始めたら面白くて夢中で読んでいる」と伝えたら
「また近いうちにひと箱送るよ、何か希望は?」
それで思い出しました
「それからの明日」が14年ぶりに発売された原さん
やっと図書館から回ってきて読み終わったところです



父の部屋にあったので全部読んで私もファンになったのですが
父から全部、5冊貰い受けたと思ったのに
我が家には最初の2冊しかありません
足りない3冊買うかなぁ…?
図書館にある原さんの本はどれも超古くて汚いのですよ…
それで「さらば長き眠り」を買ったところだったのですが



弟に「原さんの本ある?」と聞いてみたら
「沢崎だろ?、親父のところに確か5冊あったね、探してみる」
すぐに返事が返ってきました
多分3冊あるでしょう、買って失敗したなぁ〜
すぐ「沢崎だろ…」と返ってきた返事が
どうと言うこともないのになんだか嬉しくて…
やっぱり父の本棚から同じように拝借して読んでいたんだなぁ…