〆…は?


先生が病気がちでリタイアされてから
いつどのようにサークル仕舞いをするか…
多分みんなの頭にもあったことでしょうが
リーダーが
「いつの間にか…そういえば…あのグループ見ないわね」
っていうのが理想じゃないかと言ったことがありました
でもどうせ止めるならきちんと
「はい、これにて終了!」と言うのもあり方よね
そう言う意見もあって
どうせなら当らないから当ったら考えることにして…と
中途半端な気持ちでホールの抽選に参加してたら
当っちゃいました


ちょっとした有名人であるリーダーのところに担当者から
舞台を使って頂けるそうで…と連絡が入って
「やりましょう!具体的なことはお任せしますから進めてください
 客席は140? 集客は任せてください」
私の方に丸投げ?
サークル仲間はもろ手を挙げて
「しましょう」「やりましょう」のオンパレードで
出し物の一つはリーダーが決め、もう一つは多数決で決め
…軌道に乗ったかに見えました
私と友人は
「これで最後の花道ができた感じだね、ちょうどよかった」なんてね


今夜
演出家さんが台本を持ってお見えになるので打ち合わせでした
そこで思いもよらぬ…爆弾


「なんかちまちま読むの嫌になっちゃったのよね
 責任持つのも…もう疲れたかなって…私悪いけど降りる」
リーダーの言葉かと疑っちゃいましたけど…続く言葉にもっと…
「お客さんの前で自由自在に講演できる方が面白いのよね
 あとは全部お任せしますから」


ここの所えらくなってあちこちで「先生」と呼ばれ
各種雑誌や発行物に取り上げられ講演の依頼が殺到し
ますます脚光を浴びているリーダーでしたから
お忙しいことは十分わかっていて、
だからこそ事務全部引き受けていたのに…
サブリーダーの目を大写しにして見せてやりたいようでした
「辞める時は一緒って約束していたのに置いてきぼり…
 23年一緒にやってきたのよ…」
慰めの言葉もないようでした
私だって…10年よ


演出家さんがけろりと
「あんたが居れば大丈夫やれます、出来るだけのバックアップしますよ」
帰って行きましたけれど…
無責任だよ
先生と呼ばれる人の言かなぁ〜
なんかがっかりした私です
尊敬してたのになぁ…