携帯のメモを整理しようと思って…
すっかり忘れてた古いメモが…
それを見てまたすっかりわすれていた…この括り
気分は上々…だって？
え〜そんなのがあったんだ！って
どんだけ忘れっぽいんだ？って話
2015年のメモが…ひょっとすると
この括りそのものを忘れていたからどこかに
他のタグでもう記しているのかもしれないけど
それさえも忘れている…恐ろし過ぎないか？って話
それで 2015年のもの（少ないね）
白花の中にうもるる薄桃の花の様なる幼子抱けり
青嵐針持て射るや老いの眼
いさかいを押しつぶしてや青嵐
夏空を尻高々と君の行く頭の中に未来は有るのか
昨夜の悔い紅葉泣かせの風に乗せ
2016年のもの（これも少ないね）
紫陽花のごとく雨中を生きのびる
掘れば掘るほど苦い穴掘り続け
菜の花や陽光満ちて回り道
2017年のもの
駅降りて吸気に山の忍び入り
８月の芒のごとく身体抱く
山々の濃き緑裂き入りにけり
胸底の頼りなき隙蝉の声
一枚のガラスが隔つ雪世界
毛布おく母の温みに届かねど
雪しんしん思い出すこと多かりき
アッという間に2018年（さて？）
霧雨が知らざる闇を深めてる
春の雨ジグザグ歩く人の肩
続く？
