自己満足って…


先日朗読会の招待状があるのだけれど…
渡されたのだけど…もう明後日しかも夜だという
旦那に聞いてからね、と答えたのだが次の日
「どう?」
忘れていた!
急いで旦那に「どう?」と聞いたら「行っていい」
18:30〜なので、中途半端
旦那に夕飯はどうするか聞いたら
珍しくラーメン屋にニラレバを食べに行くという…へえぇ〜
でもそれはいいことだな!と思う
友人は時間前に会ってパンでも簡単に食べて行こうという
話はまとまって…



ティアラ江東の小ホールへ
以前にも一度来たことがあるかもしれないなぁ…と
ホールを見回すと…実にいい
何がいいかと言うと、私たちの朗読会に!だ!
実に手ごろに100人くらいの収容人数に、
小ぶりの朗読にぴったりの舞台
ここは幾らくらいで借りられるのだろう?
うちの活動場所のホールは300人で、ちょっと手に余るもの


朗読会は半分がなんとソプラノの独唱会のようだった
私は行けないだろうと思って
案内状をちゃんと見てなかったので、プログラムを見てびっくり
最初の独唱者が凄いドレスと笑みで現れて、またびっくり
お客様は殆どが私たち世代のオバサンばかり
唄の時は背筋が伸びるけれど、朗読になると眠ってる
全部終わって会場から出た途端
私と友人が顔を見合わせた途端……爆笑!
笑って笑って…止まらなくなった
こんなに手放しで笑えたのは…久しぶりだもの


つまり、この朗読会と言うのは
有閑、金満、高尚な奥様の優雅なお遊びだったのだ
宮沢賢治の朗読がピンクのふりふりドレスの金ぴかの奥様
紀貫之古今集がオレンジロングドレスの桃割れ髪の奥様
若山牧水の朗読がこれまたピンクシンデレラドレス
というラインナップだったのだから…
ドレスをとっかえひっかえのファッションショーでもあった
内容…考えた?
伝えようと…思った?


朗読というものがこんなに幅広いものだったなんて!
笑い上戸の彼女のけたたましい笑い声が響き渡った。
その笑いが…なんかすごくありがたかった!