その気


旦那退院してきて1ヵ月が経ちました
ブログに入院経過を感想とともに残しておこうかと…
でも物議を醸すのも面倒なので…
棚上げにしましたら、去る者は日々にナントやら
もうすでに記憶はかすみ始めています
神様は忘れるという恩寵を与えて下さっているとか?
(じゃあ…嫌なことほど忘れられないのはなぜだ?)
確かに忘れる速度は老いとともに加速してる…これ年齢の恩寵?


この1ヵ月
殆どソファに横になって一日中テレビを見ている
朝から色々なキャスターによる同じようなニュースの
きれっぱしを飽きもせず延々と聞いているか
旅番組をよりよりよって見ているか…
不安が募るので血圧計から離れられないし…


子供たちや私が何を言っても勧めても
「その気にならない」
全ての返事がこれ一つで終わる
一日30分の散歩と血圧を測るのとすることはそれだけ
腕にも足にも力が入らない…とぼやくけれど
箸以外持ちもしないのだから…筋力は衰えるだけだろうし
足は骨の上に水かきみたいな皮が張り付いているだけに見える
手の指は折りたたまれた皮がアコーデオンのようだ
だけど…動かなければ…なにも成らない…
私は勝手に焦っている


「その気にならない」
気持ちはわかるような気がするけれど…
その気にならなければ
だけどそれは人に言われてムリムリではいけないんだろうな
頑張るのでもなく
いつか自然にその気になった時が
本当に病気から離れられるのだろう…
「動脈の病気に関しては完全に治っている」はずだから


取りあえず…
玄関の「ごみマタギ妖怪」は止めようね
ごみは3キロを超えることは無いのだし
10キロ未満なら持ってもいいと注意書きにはあったよね