豪傑?


神戸関西旅行に次いでの週明けからの京都旅行に備えて、
三重の実家に寄った旦那から
「おふくろが風邪ひいて熱を出してる」
「大丈夫?医者に行った?」の返信には返事がなくて
心配していましたが翌日には
「もう、大丈夫みたい」


私が結婚したとき母は50歳ちょうどでしたが
65キロの体重が災いして立つ座ることごとに
「あぁ、痛い!」が口癖でした
50歳になるとこうなるのかなぁ…
気の毒に思っていましたが・・・
もっと気の毒だったのはその頃すでに
片耳の聴力がひどく衰えていたことです
風邪をひくたびに中耳炎になり、ついで膀胱炎になる
これが義母の風邪のパターンでした


あるときひどい耳痛で医者に付き添ったら、医者は
「中耳炎いつもほっておくからこうなったんだ
 鼓膜が真珠貝みたいにきらきらに光ってきれいだけどね…
 すごく分厚くなっているんだ
 耳だれを放っておくから固まってしまって
 鼓膜は薄いからふるえて音が聴けるんだよ
 こんなに厚くなっちゃどうしようもないよ…」
「え、そうなんですか、治らない?」
「この難聴は治らない!」
子供達には中耳炎になったら、絶対油断しないで耳鼻科に行きなさい!
そういって育てましたが…
最近中耳炎になったことのない私の耳が難聴気味です
結局最後には難聴になるのが人の運命?


で、義母は風邪の度に膀胱炎しているので
「お医者さんへ行ってください」
私のいるときはいつも頼んでいましたが、義母は
「こんなんすぐ治るわね、いつものことや」
ちっとも病院へ行ってくれないんですね
実際私がいる数日で治るんですから…
「凄い!ほんとだ!」…でした…


が、どうやら、今度の熱も
「姉貴は腎臓だろう…って言ってる」
で、それって膀胱炎ってこと?
凄いなぁ!
こんな風に義母は90歳になるまで
いろんなことを放って…治って?…過ごしてきたんだ!
生まれつきの体力が人一倍あったってことかな?
旦那はこの血筋受け継いでいるのかな?
これを豪傑と言わずして…なんと言う?
凄いなぁ…!!!


でもね、パパ、
歯だけは、絶対、歯医者へ行かないと治らない!
歯だけは、自然治癒はありえない!
これだけは私の経験上!確実!