乗っているか・ばたばた小走りか・ぱちぱち写真、その3
ばたばた小走りしているか、バスの中から
高速道路上の看板 ↑ をぱちぱち撮っているかしているうちに
あっという間に5日目に入って
↑5日目の早朝の駅とミディ運河
(ミディ運河といえば…アンリ・マロの「家なき子」
の白鳥号の船上生活を思い出すのですね
小学生頃布団の中で泣きながら読みましたねえ
ヨーロッパは多くの国をまたがって船上生活で
優雅に暮らせるんだ…と知ったのもこの本でした)
旦那の今回一番の期待!カルカソンヌです。
いえ、旦那だけではありませぬ
私もケイト・モス著「ラビリンス」を読んで以来
アルビ派に多大の同情心を抱いている私は…
やっぱり一度はあの二重城壁の城を見たかったんです!
昨夜大汗かいてすでに行ってきたとはいえ
肝心?なのは本日予定されている1時間
前夕、コンタル城に到着したのは6時きっかり
なのに入場はもう「ダメ」
観光本には「入場10時〜6時半まで」と書いてあったのに
朝8時ホテル発では…当然入場はできません
結局前夜歩いたところをなぞるだけで、むしろ
昨夕はお店が開いていてにぎやかさが見れただけグッドってとこ?
それでも城門を出入りする物語の人物たちが見えるようでした
それだけ佇まいが中世のままだってことでしょう
その後、ロカマドールまで264Km走って
岩肌に3層になって張り付いた世界遺産の
絶景と言っていい眺望をロスピタレから眺め ↓
12の礼拝堂・ノートルダム礼拝堂の黒いマリア・岸壁に刺さった剣を見
巡礼者の階段を降りた下町での20分の自由時間は
小さなお土産屋さんを眺め崖に張り出したカフェで
今度の旅での最初で最後のアイスクリームを食べた
この夜はリモージュ泊
ホテルが町から離れていて夜も朝も散歩に期待できない
だからやっと安心して?早く休める…
ただこの日の夕食は駅構内にあるレストランで
食事の味はともかく瀟洒な駅を見られたのは収穫だったな
と言って?未練たらしく翌朝ホテル周りを散歩
景色は良かったんですよー…朝露に濡れた草々青い湖面