読み聞かせ


昔学校の先生に
「『読書』というのは当たり前に必要なことで、特に生徒には!
 趣味には当たらないぞ」と言われたっけ


その当たり前のことを…
サークルや教室の方々が病院や図書館で
「読書ボランティアをしているのよ…」というのを聞くと
なんかもうちっと好い言い方はないかなぁ…?


最初ピンチヒッターを引き受けたのがきっかけで
最近では近くの小学校の「読み聞かせ」を頼まれる
月に1度のことなので引き受けたのだが
「今月の読み聞かせは2年生をお願い」
リーダーの方から電話がかかってくるたびに
「読み聞かせ」ねぇ…
「読書ボランティア」とどっちもどっちだわねぇ…と思う
どうも偉そうでいけない


学校へ行くと門のところにいる先生からも
担任の先生からも
「いつも読み聞かせありがとうございます」
とか、言われると
「はぁ…」
そんな…言い聞かせるんじゃないんだから…
子供たちには
「今日はこの絵本(本)を読みましょうね」と言って始める
「この本読んだことのある人いる?」


今日は2年生ということで
「おれはティラノサウルスだ」を選んだが9分
時間が余りそうなので(持ち時間は15分)
かいじゅうたちのいるところ」も持って行った
教室に入った途端
「何読むの?」
「今日は何の本?」
本をちらちらさせると
「知ってる!」
「読んだ!」
「そのほんすきー」
そのせいか、熱心に聞き入ってくれたし
「かいじゅうたち…」の絵に見入ってくれた
終わった後の感想?もにぎやかだった
「このシリーズ本当に人気がありますねぇ…」と先生
時間切れでセンダックのシリーズか宮西さんのシリーズか
聞きそびれた…けど、両方だろう


 


そういえばセンダックのこの本映画化された
見なかったけれど…こんな本(ノベライズ)が出ているのも見つけた
「子どもとかいじゅう相性がいいのよねー」
先輩が言っていた
「知っている本を読んであげた時の方がのりがいい」


先日ケストナーの「飛ぶ教室」を思い出した時に思ったのだが
本当は毎週というか一年同じ学年の同じ組に読みに行けたら
長い本を、迷いなく好きな本を楽しく読めるのになぁ…
「続きを読むから聞いてね」