少子化


今月の民藝公演は今日
和裁の先生で「着物で行きましょ」といつも言う
サークル仲間と行くことになっていた
「ただね、娘の出産予定日がこの日なの
 でも、私の経験じゃ初産は遅れるものだし・・・
 大丈夫行けると思うわ・・・」
それが意外な事に?
1週間早く生まれてしまって
今日退院して赤ちゃんともども(当たり前だけど)
実家に帰ってくるという連絡があった
「入院中だったら行けたのに・・・
 タイミングが悪かったわ・・・最悪のタイミング?」
「何言ってんの!
 最高じゃない!羨まがれるわよぉ〜皆に」


それでおめでとう!だったのだけど・・・
サークルの人たちで意外なことに?気付いた!
仲間は全員五十代後半以上の高齢なのに・・・
なんと、孫の居る人が・・・彼女を含めても・・・4人!
25分の4・・・こりゃ日本は少子化なわけだ!
「4人もいる」という76歳のオジサンは
「え、みんなそんなに孫いないのかぁ・・・?ウソだろー」
ウソじゃないんですね
そんなわけでこの暑さ・・・
やれやれ着物で行かないで済んだぞ!と
胸をなでおろしたわけですが・・・
その勢いで(どんな勢いだか?)
久しぶりだし?新宿で可愛いTシャツ買っちゃった
だって、着物じゃ試着できない・・・けど・・・


で、肝心のお芝居ですが・・・
私的には、興味のある俳優さんも出ず、
淋しい舞台だったのではありましたが・・・
それなのに・・・いい・・・緊密な落ち着いた舞台でした
芸術家と戦争・・・芝居の命題みたいな主題でしたが
実際人っていうのはこういうものなんだろうな・・・
芸術家も人であることは確かだしそれ以上ではないんだ
実際のあの時代苦労したのは本人じゃなくて
その人を尊敬していた周りの人なんだろうな?
なんて下世話な事を考えていました・・・


そういえば「神戸北ホテル」の地方公演で
日本各地を回っているサークル仲間の女優さんから
「民藝をご贔屓に・・・」という葉書が来ていました
もう何ヶ月も地方公演が続いていて・・・大変ですね俳優さんも。