下北沢へ


「えっ、下北沢なの?」
「そうなの、私一人で行けないわ・・・」
と、言われれば・・・ご一緒しましょ・・・と言うでしょう?
そんなわけで42年ぶり?で下北沢に行くことに


当然あの頃は小田急線で新宿から行きました
・・・が、今は代々木上原まで千代田線が乗り入れ
あのごった返す新宿を通らないで済むのはラッキーです
世の中・・・というか・・・交通は確かに便利になりました!
学校の行き帰りに下北沢という駅名は見ていても
降りたのはたった1度だけ
駅前の道が狭く商店がごちゃごちゃしていた
・・・と言う印象だけ残っています


・・・で、40年ぶりに降りたら・・・同じでした
日曜ということもあって?
その細い道は若者でいっぱいでしたし、駅前では
真っ青に全身塗りたくったほぼ裸の兄ちゃんが
なにか芝居らしき事をしていました・・・
変わらないんだ・・・変わっていないんだ・・・殆ど?


下北沢に行くといったら
殆どの人が「芝居見に行くの?」と言ったので驚きました
ずばり!正解なんですから・・・
本多劇場?」
「何それ?」ですよ・・・私は・・・
「劇場の町よ・・・本多劇場が大きいの」  へええ???


      


サークルのお仲間がこの町で
二人芝居をするというので・・・出かけたのです
着物着て! 花曇の下を!

 


手を伸ばせば俳優さんに触れる間近で見る芝居は初めてだし
たった十数人のために演じてくれるお芝居も初めて
速射砲のように吐き出される科白に圧倒されました
男性の方はもう少し勉強の余地あり
女性の方は圧倒的に見事!・・・と言うのが感想です
積んだキャリアは伊達じゃないということでしょう
折角なので駅前の賑わいを冷やかしてから帰ってきました
でもオバサンには居場所の無い町のようでした