暑気払い


しかし日本語には実に上手い言葉があるなぁ・・・
「暑気払いをしましょう」と、サークルの回状が回って
暑さに閉口し始めた矢先にぴったりジャンと思ったら
直ぐ後に映画好きの友人から
「忙しくてストレスたまっちゃったから
 映画とその後暑気払い付き合って」と、電話
どうせいつも映画の後はランチするのに
結局同じ事をするだけなんだけど・・・
そういわれるとなんかもう一つ心が弾む?


男の人のいわゆる暑気払いは飲む?
私たちの暑気払いは美味しいもの食べてしゃべる!


先だって江東区の演劇祭に参加したときのDVDが出来ている
ということでまずはそれを見て・・・と言うことに
ところがその肝心のDVD、プロが取ったものでは無く
何とかやれるかも?という人がなんとか?撮ってくれたもの
「悪いわねぇ・・・殆ど顔は判らないのよ・・・
 でも、音だけはちゃんと入っているからね
 自分の声はわかると思うわよ」
ホント!着物の色で自分らしいと分かるだけの遠い映像
いやー、私の声って、こんなに低いんだ?
着物が私のじゃなかったら、自分の声だとは思えないよ
その後暑気払いに繰り出して
皆おしゃべりが本当に好きなんだな・・・
そういう人が集まっているんだなぁ・・・
再確認!


     

今日、ストレス解消のために友人が選んだ映画は
「エル・カンタンテ」
プエルトリコ出身のサルサ歌手エクトル・ラボーの一代記
歌手に麻薬とアルコールで身を持ち崩す人が多いのは何故?
見ているコッチもストレスたまりまくる哀れな人生!
それでも私にはなじみの無いサルサを歌う
主人公のエクトル自身の歌も、
彼を演じたマーク・アンソニーの高音もとても楽しめました。
だからその後の暑気払いとは
サルサ大好きという彼女の薀蓄を思いっきり聞くことでした。
思いがけない人に思いがけない趣味があるものだ!