白山城・笹尾塁・獅子吼城


「あーぁ、美味しいお蕎麦暫く食べていないなぁ・・・」
ぼやいたのは確かに私だけど・・・つけこまれた?不覚!
「昼・夜 美味い蕎麦プラス温泉でどうだ?」
手を打ちました!


日曜高速千円利用ということで久しぶりの日曜登城です。
せっかく平日に散った高齢高速利用者を日曜に引き戻していいの?
ところが朝は思ったほど混んでいなくて・・・?


白山城の登城口は柵というか門というか閉ざされていて
教えてくれた女性は「熊に気をつけて・・・見たこと無いけど」
門を入ると、旦那はリュックの背をむけて
「鈴出して!」
私の熊鈴だよ〜!いい音だねぇ〜!ホント!
ガランガランカランコロンリンリンまずは一息階段登り

 

白山城は特別整備もされていず、まぁ適当に草は刈ってある状態
何も無いから、そのまま遺構というか
くぼみ、盛り土、掘削・・・は良く分かる
旦那にとっては規模は小さいながらも城址らしい城址
まだ蚊は出ていないがそろそろの気配もあって
今シーズンはこれで打ち止めだな・・・と、思う湿っぽさ。


笹尾塁は3郭が大きな駐車場になっていて行きやすい
けれど殆どは田・畑・林になっていて
歩いて城らしさを楽しめるのは1・2郭部分
山梨の山々を見ながら、釜無川を見下ろしながら
歩ける木の遊歩道が出来ていて・・・オモシロイジャンと
ぐるっと一回り・・・エッ、これだけ?

 


獅子吼城なんて・・・久しぶりに城らしい名前の城!
と、楽しみにしたいところでしたが・・・
多分、どうってこと無いよ・・・と、ハナから期待薄?
荒れているから遺構はちゃんと残っていて、白山城との違いは石!
山そのものの岩も利用し、石積みも施し・・・それが崩れ果てた・・・
遺構の分かりやすさで白山城に軍配
石垣の遺構のものの哀れ度で獅子吼城に軍配
・・・というわけで・・・私的には低めの同点?
どちらも戦国期には武田の狼煙台的役割を担った?

   
阿修羅像の展示は終りましたが、この城址にもなんと!
三面六臂の像が!一体何時の頃のものか?


能見城はただ一筋の道があるだけ
行き止まりに城の表示だけあって、ただその道には
見たことも無いくらい大粒の蛇苺が・・・
余り大きかったので食べてみたら・・・全く味無し

   


まだまだ幾つもの城址、本日は予定未消化とか。
国を守るということがこんなに大変なことなのだ・・・
ということを、こんな小さな城址、砦、狼煙台の
数の多さとその困難な場所に否応無く教えられます。


丁度田植えが丁度済んだというこの季節
田んぼの水が光り、柔らかな緑のか細い苗が風に揺れ
山々の稜線は淡く、山の緑はまだ荒々しくもならず
花々もまだ種類多く見られ・・・梅雨もいまだし・・・
確かにドライブには最適かも・・・と、思いながら帰り道に・・・
2時間分の道を5時間かけて?家にたどり着きました。
これだけ渋滞すると・・・ガソリン喰ったよねぇ・・・いいのか?


疲れたから、肝心の蕎麦は明日!