鷹留城・磯部城・山上城・毒島城



思いっきり空っ風に吹かれまくって来ました!
上州の本物の空っ風って本当に凄い!
車が横揺れするくらいだから
山の上の私は木にすがるしかない
先日南条範夫著「妻を怖れる剣士」ってのを読みました
沼田藩の恐妻家の武士たちを描いた笑える?話
上州女の猛女っぷりがさすが!でしたが
あの風の中で働ける女ならソリャ当然!という気が・・・
一日中上空では風の唸りが響いていました。


九城制覇したらしいですけれど
半分は碑だけ、水堀跡だけ、土塁の欠片だけ
既に私の記憶からは欠落しております。
大分洗脳が進んでいるらしく
上記の城は旦那の喜ぶ遺構とやらが良く残っていました
だからどうよ?って言われると・・・ま、ただの荒地?


鷹留城はここも「碑の道」を歌っておりました。
やっぱり同じ上州の山名・根小屋城にもありましたね。
ここは「万葉の」では無くて新しい歌を刻んでいました。
正直なんでこの歌が石に刻まれ永く?残るかなぁ?
と言うものもありましたが、城址に置かれるのに
素直に城跡を読んだ句には共感を覚えます。

「あげくには 杉の荒れたる 城址かな」


      

               


時どき熊の餌用に?遭難時の連絡係に?
私は連れて行かれるのかなぁ?と思うことがありますが
最近は堀の深さや土塁の高さの比較として
連れて行かれてるんだなぁ・・・という気配!


磯辺城の本丸周りを歩いていた時が一番の強風
片手で帽子を押さえ片手で木にしがみついて
写真を撮る旦那を見ていましたが
今風に吹き落とされるか、今風に舞うかと
少々楽しみにしておりましたが・・・チェ
「上空どよもして 笹踏み潰す 空っ風」


山上城はなかなか結構でした
入り口を入ると・・・いい香り!
なんだなんだ・・・と見回せば、蝋梅の行列、しかも満開!
こんなに強い風の中をそれでも香っていましたから
風が無かったらどれほど香しい城址だったことでしょう?
広くて、段廓が綺麗に判って、堀の道が散歩に絶好
ここなら城址として公園として実に結構!
風が無ければお弁当広げてお昼寝して・・・



毒島城には泣かされました、なにしろ空っ風中
田んぼの中のぽっつん小山・・・って幾つも有るじゃん?
あれかな?これかな?結局一番小さいのが城?
上がれるところから上がっては降り
降りてはまた登り口を探して登り・・・を繰り返して
結局一周してしまいましたが・・・小さな城址です。
忍城みたいに沼田の中の城でしょうけれど・・・
この城に拠った人々を思うとやはりなんとなく泣ける


風に逆らって歩いた分?ま、いいかと
また本日もうなぎ食べてしまいました!
おいしい!!のがまた泣けます・・・このお店二回目です。