海霧


サークルの方は出演しませんでしたけれど
今年最後の民藝の芝居「海霧」が三越劇場でありました。
小さな劇場だと思いますが二階席があります。
今回当たったのはその二階の席後方
前の方の頭がデカカッタ!こともあって最悪
頭の右から左からと頭を傾げながら観劇、ここ数日肩こり!
今度三越劇場のチケットを申し込む時は二階席だけは×

今年の民藝は「海鳴り」を一番期待していたのだけど
日色さんの熱演にもかかわらず、脚本が今一
「浅草物語」に次いでこの「海霧」が印象に残りました。
俳優さんのアンサンブルがよかったのか?
脚本がよかったのでしょうね、原作は膨大長編ですから。
それに樫山さんが素晴らしかったです。
声が子供と話していた時期、孫との生活になる時期
ちゃんと年代に応じて年を取っていきました。
女が強くならなきゃってやはり気の毒な時代です。
でも強く生きるってなんて素晴らしいことか!と
納得させられる舞台でもありました。
孫が母が愛した人とよく似た人と結婚して
子を3人も抱えるところではいい時代が来たのだなぁ・・・
「良かった、よかった、おばあさん頑張った甲斐があったね」
素直に喜んで見ていましたねぇ・・・
釧路にあんな時代があったんだ!今も元気だといいのですが
漁港も炭鉱も長い栄華は無かったんだなぁ・・・


来年のラインナップで期待できるるのは
「ドライヴィング・ミス・デージー」だけ?
でもこの海霧みたいにいい作品にぶち当たるかも?


ついでにサークルの方から頂いたチケットで
相田みつを」美術館へ
いわさきちひろさんとのコラボだそうです。なら・・・


この方の安曇野の美術館へは一度行って見たいものです。
カレンダーの季節といえばみつをさん?
友人に一人必ずこの方のカレンダーを買う人が居ましたっけ
こんなしたり顔の文、やりきれない日もありそうだけど・・・