法事見聞録


主人の両親も、私の両親も
戦争前の生めよ育てよの世代?兄弟が多い家庭で育っています。
聞いているところでは?
舅は4人兄弟
姑は8人
父は8人
母は10人
・・・皆「位」が付くのは戦死病死若死が入っているからです。
生き残っている伯父伯母に連れ合いを入れれば・・・
そして現在は少なくなりましたが、結婚した頃は
夫方の親戚関係を飲み込むのは結構大変なことでした。
おまけに従妹とその連れ合い辺りになると・・・???


先日の3回忌は旦那の叔母の連れ合いの叔父さん
子供が4人+その連れ合い+その子達+叔父の兄弟夫婦
にその子供世代の連れ合いたちの親までが加わるとなると・・・
で、法事の問題点はいつも同じ
飲める親族の輪に溶け込んでしまう旦那!
殆ど知らない人の中に放り出されたっぱなしの私!
それでも38年の間に何とかなるようになりました???


今回は飲める親族の法事とあって旦那の心配は飲んだ後
法事が終ったら永遠延々と飲み会になるはず
私は終ったら四日市の旦那の実家に先に行く
旦那は酔って叔母のところに泊まって翌日実家に・・・
ということに話は決まっていましたが
法事の席で直ぐ近くにホテルがあるよと教えられ急遽その場で予約・・・
叔母も80歳一人暮らし、従弟妹たちも連れ合いも子もあり
「泊ってきぃ!」とはなりませんね。


そうなれば・・・
安心して飲みに徹した誰かさんは真夜中従弟の息子に送られて・・・
前後不覚完全記憶喪失でホテル到着!
3時にホテルまで甥に送ってもらった私の方は
前日2時間しか寝ていないことでもあるし・・・ヤレヤレ昼寝!
のつもりでしたが・・・
旦那の従妹さんが「近くの美術展行かない?」と誘ってくれて
おかげさまで知らない作家の展覧会でしたが
楽しい絵をいっぱい見てくることが出来ました。
彼女が絵を好きな事を始めて知りました!

この従妹さんは私より3・4歳は若いと思いますが
お名前を呼び合いつつもごくたまにお会いするだけなので
おかしなことに旦那のお姉さん方に聞いても
「名前の字?あら、どんなんだったやろ・・・優の字かな?」と次姉
「えー、変わった苗字の人と結婚して・・・えーとなんやった?」と長姉
という曖昧さ!
結構いい加減なものですが・・・
宴会?の席で上手に挨拶して回る気の利く従妹たちや
食べるに徹するだけの人や、酔って元気になるのや・・・
病気話に群がる年寄りや、ボーっとしている私みたいのや、
色々いるのがご親族ってもんかな?


「今度会うのは7回忌やね。
 それまでは元気につとめるつもりやからね。」と
叔母は健気に手を振っていました。