姑は早くから耳が聞こえなくなって「何も聞こえやん」
困った困ったとぼやいておりました。
６０歳過ぎでもう殆ど聞こえなくなっていましたが、
それは風邪をひくと必ず中耳炎になるのに
「まただわ！」で、放っておいたせいで
鼓膜が真珠膜だとかいう分厚いものになったためですって。
そういえば亡くなった旦那のおばあさんも
私が嫁にいった頃は８０歳で、聞こえなくて
「耳が遠くなるのは長生きの証し･･･」なんて。
ちょっと前から私も旦那によく怒られています
「聞こえないのか？呼んでるのに！」
と言うのですけど･･･確かに聞こえていないのです。
嫁３代長寿でツンボ（おっとこの言葉はいけませんね）？
ところがこの間耳が不調で旦那は耳鼻科に･･･
「耳が遠くなっていた！」憮然として帰ってきました。
私もそうじゃないかと思っていたのです･･･実は！
ってことは私もやっぱりかな？
耳鼻科に行ったらそのやっぱり！でした。
着実に？二人とも足を揃えて老化街道まっしぐら！
昨日義姉から電話があって、受話器を変わると義姉が
「あのこ（弟）、何を言っているかちっとも聞こえん！
ぼそぼそ、ぼそぼそ、きちんとしゃべりやんで」
「そー、そーなんですよ！あの人ぼそぼそなんです。
で、私に聞こえてない！って怒るんです
もっとも耳遠くなってるんですけど･･･私」
「あれ、あんたも？私も耳が遠くなってるって
医者に言われたんよ、治療できんのやて、老化！」
さっきも「昨日頼んでおいた録画、出して！」
「へっ？頼まれていないわよ？」
「頼んだよ！ちゃんと言った！」怒っているのですけれど
私聞いていないんですよねぇ〜
「聞こえていなかったんだ？」と思うのですけれど･･･
お姉さんじゃないけど
「ぼそぼそ言っていないで、ちゃんとしゃべりん！」
でも多分、これからこの手の諍い
多くなる一方だろうなぁ･･･年寄りは･･･おおいやだ！
