東北の城と柵


とりあえずの一枚

今度の旅のめっけもの!
お不動さん大好きなんです


この5月のタクジローの城廻の旅は東北
宮城・岩手・秋田・山形と広範囲に渉り20城余り・・・
私にも数は定かではありません。
碑だけ、説明板だけ、土塁だけ、堀跡だけ・・・に、
駐車場が見つからず、車番?で
待ってただけなんてお城も幾つもあるんですから・・・
唯でさえこの頃あいまいになってきている記憶力が
付いていけるわけはありません!


しかも東北は昔の平安からそれ以前の柵の上に
後世の城が作られていたりと複雑なので
わけが分からん!


でもその中で私が一寸興味があったのは
胆沢城・徳丹城・志波城
昨年の夏真っ盛りに多賀城へ行って丸焦げになったが
古代ロマンの想像の余地はたっぷり!
しかも恐山への旅行の帰り道東北自動車道?から
「あ・あ・あれなーに?あの城壁みたいの・・・
 えーでも田んぼの中よー」と私が叫んだのだ。
「ヒョットすると・・・」
帰って調べたら志波城らしい!


あれは見なくちゃ・・・と言うのが今度の旅の目的!
ま、私にとってはそれと鶴岡城が!



しかし胆沢城は畑と野と果樹園の中の
ただただ広い野っ原に石碑と僅かな政庁の表示板だけ
徳丹城もただ思いっきり広い野にコンクリート
柱跡のみの表示で風の渡る音のみの侘しさ
そりゃそうだよねぇ・・・高々千二・三百年前ニ過ぎないのに・・・
西洋の石の文化じゃないんだ・・・でも寂しい
最もどちらも直ぐ近くに資料館有り!
だから?志波城の復元は価値が有る。
ソリャ想像の余地は何も無いところからでも・・・だけど
考証されたきちんとした復元の重みや楽しさはやっぱりいい!
おもちゃの天守の復元とはまるで違う。
来年はまた一つ東司が復元されるとか?



ただただ広い平原の中
春の強い日差しと風の中、復元建物の間を歩いていると
これはやっぱりロマンでしょう・・・!


東北は広い!
東北は豊かだ!
それは特に庄内へ入ってからの実感!



水沢城の姥杉
こんな大木を見ていると
ますます東北は悠久!