ご近所さん 2


ご近所の80歳のお友達とは
サークルの他に月に一度くらい映画か美術館へ行きます。
「先月は映画だったから、今月は美術館へ行きましょ」
「何が見たいの?」
「浮世絵!」と、ハモりました!
彼女が浮世絵が好きなことはもう知っています。
歌麿展で見ほれていた姿を見ていますからね。
というわけで大丸ミュージアムへ。


彼女の家と我が家では直線距離にしたら僅か!でも、
足の悪い彼女にはその距離が大変。
しかもバスは乗り継ぎをしなければなりません。
最近一時よりバスが混むようになってきました。
これも高齢化社会の落し物?
座れても直ぐ席を譲らなくてはなりません。
階段とエレベータ設置場所的構造欠陥?とで
地下鉄は老人を拒絶していますからね
「うちからは東京駅は行き難いの
 新しくなってから行こうかなと思いながら行けないの
 今日は新しい大丸も見られて嬉しい!」


 


大喜びされましたが、
私も彼女の付添いということで無料で観賞させてもらえました。
東京都の美術館ではこういうことが過去にありましたが、
デパートの営利?美術展でもこういう優遇制度があるとは
思いませんでしたから、びっくり!
新聞の百円引き広告をコピーして持って行ったのに・・・
写楽の版画をこんなにいっぺんに見たのは初めてかも。
だからとても嬉しい二人でした。


今日はまたご近所さんから
掘りたての仙台の竹の子がいっぱい送られてきたから
取りにおいでと電話を貰って・・・
いそいそ頂いてきました!4本も!
おおわらわで灰汁抜きしました。
今夜これからこれを抱えて旦那の実家に里帰り!
竹の子好きのお姑さんが大喜びするでしょう。



待ちきれない旦那が二本の先っぽをビールのつまみに、刺身で!
なんとタイミングの良いご近所さんでしょう!感謝!!