再発見


この時期になるとテレビで
結構昔のアカデミー賞受賞作を見ることが出来ます。
「何回か見たから、いいや」とか
「単純な物語で覚えているから、いいや」とか
好きな映画だったと思っても見なかったりしますが、
こんなことがあると
やっぱり昔の映画も見ないと「損をする!」


「ガス燈」は
イングリッド・バーグマンの美しさが際立って
シャルル・ボワイエの冷たい怖さが心に残って
でも、覚えている映画だから見なくていいや・・・と・・・でも
「あの怖さもう一回味わってもいいか?」
見始めて「あれっ?」
「え、この映画にジョセフ・コットン 出ていたの?」です。


大体ウィーンに行くのに「第三の男」見て
ジョセフ・コットンに目覚め、「旅愁」で、ため息をついて・・・
「それにしても彼の映画って余り見ていないなァ・・・
 こんな魅力的な男なのに・・・?」
なんて思っていたのに・・・
こんな発見があるから昔見たっきりの映画にも
誰が出ているか油断がならないよ・・・と、思いながら
「この女中のナンシー、何処かで見た顔だ、どこで見たんだろう・・・?」
一生懸命考えていたのに思い出せなくて
タイトルに出て初めて「あっ!」です。


アンジェラ・ランズベリ!
「わぁ、こんな若いアンジェラが!そうよ、アンジェラの顔よ!」
この映画で彼女は映画デヴューしたんですね?若いはずだ!
これだから油断がならない。
映画は面白い。