喫茶店


友人が
「暫く銀座に行っていないから、銀座で会わない?」
銀座でお昼を食べることにした。


彼女のことだから絶対美登利寿司って言うな?と思っていた。
「どこで、何食べる?」
「あなた銀座久しぶりでしょう?あなたの行きたいところにしましょ。」
そしたらぴったり!
「美登利寿司でいい?」
「勿論、いいわよ。」
「美登利寿司も随分久しぶりだわよね?」
「うん、今年は一度も行かなかったね。」


相変わらず混んでいて、食べ終わると
早々に席を立たねばならないのがこの店の難点。
外に出てみると案の定行列が・・・
銀座でこの値段で満足できる寿司屋さん他に無いもんね。


ちょっと散歩して(銀ブラよ)、お茶飲んで積もる話をしたいわね・・・


私の用(万年筆修理)で「モンブラン」に寄ってもらって
(オープンしたてでキレイなビルでしたよ。)
直ぐ前の道を私はまたウエストに誘導する気?で(凝り性?)
ブラブラ歩いていたら
「あ、椿屋珈琲店!」
「知っているの?いい感じじゃない、ここにしよ。」


ところが運ばれてきた珈琲茶碗は
我が家と全く同じものなんだもの・・・コケッ。


それよりもう一つ調子が狂ったのは・・・・


「ヤレヤレ、帰ってくれたわねェ・・・
あの人私たちのおしゃべりを興味津々で聞いていたわね。」
「あなたもそう思っていた?ミエミエだったものね。」


隣の席にいた女性お一人様
よほどお暇だった?らしく身を乗り出すように
私たちのおしゃべりに耳を傾けておられました。
口を出してこないのが不思議なくらい・・・?


「同じ年頃だしねぇ・・・興味あったのよ。」



定年後の亭主の見本情報収集中・・・でした!